内視鏡の適切なリプロセス:ベストプラクティスと品質保証
香港で開催されたWorld Federation for Hospital Sterilization Sciences(WFHSS)会議(2025年12月3日~6日)において、45分のシンポジウムでは、感染予防と患者安全の向上における内視鏡の適切なリプロセスが果たす極めて重要な役割が取り上げられました。本セッションでは、最新のベストプラクティスと品質保証の方策に焦点が当てられました。
本シンポジウムのトピックの一つは、内視鏡洗浄消毒装置(AER)の使用が標準化された信頼性の高いリプロセスワークフローにどのように貢献するのかという点でした。講演者は、AERの導入により、ヒューマンエラーを最小限に抑え、一貫した消毒工程を確保し、化学物質への曝露の軽減に加え、モニタリング、記録、トレーサビリティの支援に役立つことを強調しました。これらの観点は、国際ガイドラインの遵守を促進し、全体的なリプロセスの質を強化する上で重要であると説明されました。
さらに、本シンポジウムでは内視鏡のサンプリングと培養の重要性も強調されました。参加者は、これらの手法の基本、実施方法、実務上の意義について理解を深めました。議論では、定期的なサンプリングと培養が、機器の汚染の早期発見を可能にし、透明性を高めるとともに、感染予防の取り組みに大きく貢献をする事が示されました。
医療施設がリプロセスの精度向上に役立てることを目的として、効果的なサンプリングと培養プロトコルを導入するための実践的な推奨事項が共有されました。
総じて本シンポジウムでは安全で効果的な内視鏡リプロセスを実現するためにエビデンスに基づく知見が提供されました。また、患者と医療従事者の双方を守る上で、標準化されたプロセスと継続的な衛生モニタリングが重要な役割を果たすことが示されました。
このシンポジウムの詳細については、録画をご覧ください。WFHSS 2025会議の詳細については、 https://wfhss.com/または https://www.wfhss-congress.com/ をご覧ください。
WFHSS 2025におけるオリンパスのシンポジウム「効果的な内視鏡リプロセス:ベストプラクティスと品質保証」の録画。